黒兎の新車が到着!初めてのコペン体験インプレッション!
故障が多くて大変だったBMWのオープンカーを売って、2026年8月には製造中止になるというニュースを見て、新しい車はコペンにしようと衝動買いをしてしまった訳ですが、蓋を開けたら納期に2ヶ月ぐらいかかってしまいました。
初めての軽(♪音楽ははじめてのチュー)
20代の頃は、バリバリ走り屋だった黒兎。FC3S → FD3S と マツダ RX-7 を、乗り継いだ後は峠を卒業し、BMWのオープンにした訳ですが、どの車もパワーが実質300馬力オーバーのパワフルな車でした。それに対して、今回のコペンは660ccで、馬力はなんと64馬力しかありません。一抹の不安が残ります。そこで今週届いたばかりの新車コペンに乗ってみました。とりあえず、新車特有のビニール類をすべて引っぺがし、早速乗り込みます。
「ゴツン」
早速、ルーフに頭をぶつけました。以前に行った日本酒のお店を思い出します。そのお店も入り口が150cmぐらいしかなくて、必ず誰かは頭をぶつけます。店主にその理由を聞いたら「日本酒への感謝を込めて、入り口で礼をしてもらってる」との事。うーん、感謝は大事ですが特に酔っぱらったお客さんが、帰る時にゴツゴツとぶつけてますよ?
コペンに頭をぶつけた時に、そのエピソードを思い出しましたが、まあ関係ないでしょう。車への感謝とかの強制ではなく、単に小さいだけなのです。しかし、乗り込んでみると身長170cmぐらいの中肉中背の自分にとっては、多少狭いものの逆にワクワク感があふれてきました。なんというかゴーカートに乗った時のような楽しさみたいな、おもちゃ感というか、ともかく男の子(すでにアラシックスですが)の忘れていた何かを思い出させてくれます。
やっぱりパワーは無いね。
早速、広めの国道に出発します。エンジン音、悪くない。軽だけど軽っぽくない。中々良いのでは?もちろん、3000cc TwinTurbo の BMW N54 エンジンとは比較にはなりませんが、期待していなかった分意外と高評価です。どうやらこのコペンのエンジン1代目(JB-DET)の方が評価は高かったようです。作り込み過ぎて、作れば作るだけ赤字になるエンジンと言われていたとか。660cc なのに、4気筒だったので、1気筒あたり 165cc しかありません。50ccの原チャリ3台分。しかし RX-7 程ではありませんが、高回転エンジンと言われていて、ともかく良く回るエンジンだったそうですが、車屋さんに言わせると、エンジニア泣かせなメンテ大変な車だった様です。
それに比べ、現行の2代目は燃費を大きく向上させ、低中速トルクを太くしたことで、回さなくてもトルクを出るようにしたことで、街乗りが非常に乗りやすくなったエンジンに仕上がり、メンテナンス性も大きく向上しているようです。
世代 | 初代(L880K) | 2代目(LA400K)現行 |
エンジン型式 | JB-DET型 | KF-VET型 |
気筒数 | 直列4気筒DOHC | 直列3気筒DOHC |
排気量 | 659cc | 658cc |
最高出力 ターボ圧 | 64 PS (47 kW) / 6,000rpm 0.8 kg/cm² | 64 PS (47 kW) / 6,400 rpm 0.8 kg/cm² |
最大トルク | 11.2 kg・m / 3,200 rpm | 9.4 kg・m / 3,200 rpm |
エンジンの特性やフィーリング | 高回転までスムーズに回る。 チューニングの伸びしろが大きい。 最大トルクは高回転時にターボが掛かった時の値のようです。 | 低中速トルクが太く、街乗り向き。 CVTとの相性が良好。 燃費が非常に良い。 |
燃費 | 約12〜15km/L | 約15〜20km/L (高速だと25km/Lぐらい走るらしい) |
今回の購入には、車で日本一周をしたいという野望のため、故障しない、燃費が良い、オープンカーという条件に正にぴったりな一台だったと確信しました。
ハードトップ+電動開閉ルーフが早いよ
前回のBMWを選んだ時も、重要だったハードトップ+電動開閉のオープンカーという条件ですが、今回のコペンでももちろん同じです。一時はベンツのオープンも気になったのですが、幌タイプのものばかりだったので、早々に選択から落ちました。当然 Audi も幌ばっかりの上、車重が重すぎるものばかりなので、これも落ち。幌なのにBMWのオープン(2tもある)よりも遥かに重いとか無理でしょう。もちろん、車重が重いほうが高速は安定するので、高速道路とかでは格段の安心感に繋がりますが、そもそも高速道路100km/h オーバーの中でオープンにして走る人まずいませんw。車内の物、全部飛んでいきます。
話が飛びましたが、コペンの電動ルーフ。いちいちロックを外すのが面倒な上、サイドウィンドウも自動で連動してくれない。ある意味、凄く日本車っぽいw。逆に言えば多少壊れても何とかなるのが、日本車。外車だとコンピュータ故障は当然ながら、センサー故障やハンドルに埃がつまっただけで、走りませんw。しかしこのロック、あまりに小さい車なので、助手席側にも楽々手が届き、実はそんなに大変ではない事に気がつきました。これ狙ってるのだろうか?w、そして開閉が幌なみに早いです。ハードトップなので複雑な動きになっていても、BMWの2分の1くらいの早さ。いやもっと早い。
ともかく高価なおもちゃ感あふれる名車です。
正直、大きい車が欲しい人には全くお勧めしません。しかし自分は大きくなる前の昔の Mini クーパーや、ジブリの「カリオストロの城」で、ルパン達が乗ってる フィアット500 とかが、大好きな人間なので小さい事が逆にわくわくに繋がってしまう人種です。しかし、もう一踏ん張りの馬力が欲しかった。いや軽の660ccという排気量を考えれば、また燃費を考えればこれで最適解なのですが・・、RX-7時代のように、またムクムクと改造魂が沸き起こってきている自分がいて、今必死に押さえつけています。なにはともあれ、日本が誇る名車と思える1台です。